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■ 全瓦連技能グランプリ2004見学記

3月67日に行われた全瓦連技能グランプリ2004の見学に初めて行ってきました。
会場は千葉県の海浜幕張駅近くでした。
大会には15府県16名の選手が出場し、最年長は福岡県の59歳、最年少は愛媛県の25歳と幅広い年齢の職人が一斉に競う事となりました。

朝8時前の新幹線はるかで出発。
名古屋で先輩のMさんと、東京駅では広島県の先輩とその仕事仲間と合流し4人で会場に向かいました。 会場に着いた時、すでにグランプリは始まっており、桟打ちが終わった後の一回目の休憩でした。会場を見渡すと滋賀県代表として、私が瓦の修行をさせて頂いた会社の大先輩が出場されていました。


競技スケジュールは、1日目が二度の休憩をはさみ朝10時から午後4時45分まで、2日目は9時から11時45分まで行われます。会場は選手の緊張感を肌で感じるくらい張り詰めており、たがねの音が響いていました。

見学は二階からで、作業を手にとるようにわかりやすく見る事が出来ました。一文字瓦、右袖瓦、左袖瓦、角瓦組の合場作業が行われました。色々な方法の中で地域性や個人差があるのに感心し、なにか自分の作業に活用できないかと選手の動きに見入っていました。

課題の勝負所としては、「袖瓦と桟瓦の桟山の高さの水平などの納め方」と関係者の方がおっしゃっていました。各選手は自分なりに道具を工夫して、棟際の袖瓦や、熨斗瓦、巴瓦、鬼瓦、素丸瓦を収め、見事に完成していきました。

       

この大会を見学させて頂き、選手の方たちが日本一を目指しておられる姿にまず心から感動しました。私は普段から一生懸命がんばって仕事をしておりますが、工事の工期などに追われ「伝統技術」を見失いがちになる時があります。しかし今回、切磋琢磨されている姿を見て、「僕は日本の伝統を守る仕事をしているんだ」と再度認識する事が出来ました。これからもその誇りを忘れず、一職人として今回感じた事を同僚にも伝え、皆で現場に生かしていきたいと思っています。

 

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